愛知県内科医会 会長 石川 進
この度伝統ある愛知県内科医会の会長をお引き受けすることになりました石川進と申します。私は2005年春、愛知県春日井市に開業し、春日井市医師会に入会させていただくと同時に春日井内科医会・愛知県内科医会・日本臨床内科医会に入会致しました。その後、現在愛知県内科医会副会長をお勤めの野尻修先生の後を引き継ぐ形で2014年春日井内科医会会長を拝命し、本年の総会においてご承認いただき県内科医会会長に就任いたしました。
思い起こせば、私が初めて県内科医会の理事会に出席させていただいたのは前々会長太田宏先生の頃で、お言葉の端々から先生の博識に触れ、驚嘆しましたことを昨日のように思い出します。その後前会長(現名誉会長)の安藤忠夫先生が副会長から会長に昇格され、8年間にわたり当会を巧みに牽引され、2019年に日本臨床内科医会総会、さらに2022年コロナ禍の日本臨床内科医学会まで成功裏に開催されてきた歴史を目の当たりにして参りました。
まさか偉大な先輩方の後を私が引き継ぐことになろうとは、つい昨年までは思いもよりませんでした。正直申しまして、まだ会長としての覚悟すらおぼつかなく、内外の先生方にご評価いただける会長になれるものか自信はございませんが、幸い前会長が引き続き強力なサポートをしていただける事もあり、いずれ独り立ちできますよう精進して参りますので、先生方のご寛容と格段のご支援を頂きますようお願いいたします。つきましては、組織の力の根源は会員規模にございます。差し当たり、日本臨床内科医会の懸案でもあります会員増強について無い知恵を絞っておりますが、会員の皆様一人一人が同僚、先輩、後輩にお声がけ頂き、郡市内科医会・県内科医会・日本臨床内科医会に入会していただけますよう情報発信へのご協力をお願いし就任のご挨拶とさせて頂きます。
(2024年10月記)